大学受験用英単語帳の収録語レベルを比較

 大学受験用の英単語集を色々分析している。
 今度は「単語集のレベル」なんてのを気にする人がいることが判明した。
 大事なのはカバー率だろ、そもそもレベルなんてどうやって測るのよ。

 が、測れることに気がついた。日本で言えば「漢字検定○級レベル」という基準がある。そういえば英単語でも、オンライン辞書「英辞郎」に単語レベルがついているなあ。
 ってことは、各単語集、収録語のレベルを足して、比較しやすいよう平均してやれば、単語集の「レベル」っての比べられるのではないだろうか。
 早速英辞郎の辞書ファイルを処理して、各単語とレベルを対比させた表を作る。  単語集の収録語一覧と結合して、収録語のレベル一覧を作る。
 平均を出す。
 そんなに難しくない。
 動画も作ったよ。
 結果としては、あまり差がつかないのだよね。

 それでも鉄壁が難易度高そうだというのはわかるなあ。
 Target1900は4.73と高いがこれは1400と役割分担しておりこちらが2.12。

 せっかくだから平均だけでなくて分布も出してみようか。
 要するに単語集の収録語を見て、どのレベルのものが多いか、ってことだ。
 Target1400と1900は分担してそう。
 といいながらシステム英単語と1900の形似てます。システム英単語はある程度単語覚えてから手を付けるものでしょう。とはいっても入試問題文の単語のカバー率を比較すると、Targetのセンスの悪さは指摘されても仕方ないんじゃないかしら。
 速読英単語は中学基本英単語をマスターした人が1冊で済ませるにはいいんじゃないかな。カバー率も高い。よゆうがあればコレに加えて上級編、かな。
 鉄壁・単語王はある程度収録語のレベルの高さを意識しているようだ。
 LEAPはどっちつかずのところがあって、おすすめしにくい。

各単語帳比較

 同じプログラムに大学入試問題文を通すと、今度は問題文の(単語的)難易度を出せるかなあ、とやってみた。ただしこの場合、aとかbeとかtheとかthatといった基本語がものすごく多いので、わかりやすくなるようレベル1を外して計算した。

なお、重複した単語も1回としてカウントすると  やっぱり市販の英単語集って文系に偏っているのだよなあ。
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